社会にドキリ

阅读: 5 发表于 2024-09-04 13:49

 

オープニング

ないようを読む

(オープニングタイトル)

scene 01『国民主権とみんなの暮らしの関係を調べよ』

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今日も、ドキリ社会研究所に新人研究員のアッキーがやってきました。「おはよう!」。AIアシスタントのキリに声をかけます。でもキリは無反応。「あ、オーキドーキー、キリ!」と言い直すアッキー。すると、「おはようございます、アッキー」とキリが返事をしました。「ねえ、キリ。今日のミッションは?」。するとキリが、「所長からのミッションです」とスクリーンに映し出します。『国民主権とみんなの暮らしの関係を調べよ』とありました。「国民主権? またむずかしそうなのが来たな~。ねえ、どういう意味?」とアッキー。

scene 02社会の仕組みが見える“ドキリ・ガジェット”

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国民主権は日本国憲法の原則の一つです。国民主権とは、国民が国の政治を決める権利を持つということ。つまり、国民が国の主役なのです。「じゃあ、ぼくも主役ってことでしょ? とはいえ…、うーん。国民の意見で決まったことなんてあるの?」と言いかけたアッキー、「あ! そうだ、こんなときは…」とドキリ・ガジェットを思い出しました。目に見えない『社会の仕組み』が見える“ドキリ・ガジェット”。今日は、「国民主権モード」に設定しています。「何が見えるかな…」。ドキリ・ガジェットを装着してまわりを見回すアッキー。すると…、ドキリ・ガジェットが目の前の教科書にロックオン。「え? 教科書?」。ドキリ! 「なんで教科書が国民主権?」。

scene 03教科書と国民主権!?

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1955年ごろの教科書の映像。当時、教科書は有料でした。そのため、教科書を買いそろえることができない子もいました。すべての子どもが平等に学べるようにしたい。立ち上がったのは母親たちでした。高知県で始まった教科書をタダにしてほしいという運動は、全国に広がり、ついに、国会で法律が成立。教科書は全国の小中学生に無償(むしょう)で配られるようになりました。「へぇ~、国民主権、おもしろいじゃん」とアッキー。「ようし、暮らしの中の国民主権、探しに行こう!」。アッキーがドキリ・ガジェットをかけて調査に出かけました。

scene 04通学路が国民主権!?

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「暮らしの中の国民主権はどこだ…?」。アッキーがまちを歩いていくと…。「おっ、おはよう!」。登校中の小学生たちに会いました。道路には大きく白い字で『ゾーン30』と書かれています。ドキリ・ガジェットがさっそくそこにロックオン。「この道路が国民主権?」。ドキリ! 「キリ、『ゾーン30』と書かれているけど、何?」とアッキーが聞くと、「『ゾーン30』は、車の最高速度を時速30kmに制限した道路のことです。主に住宅地などで指定されます」とキリが言いました。「でもなんで、『ゾーン30』の通学路が国民主権なの?」。

scene 05地域の人たちの声で実現した安全な通学路

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そこでキリが説明します。「かつてこの道は、スピードを出す車が多い危険な通学路でした。地域の人たちは、安全な通学路にしたいと、交通量調査などを行い、市や警察に危険性をうったえました。その結果、『ゾーン30』に指定されたのです。「へぇ~。地域の人たちが声を上げたことで、安全な通学路になったのかぁ」とアッキー。

scene 06図書館にも国民主権!?

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さらに歩いていくと図書館がありました。「そうだ。図書館で借りたい本があるんだった」。中に入っていくアッキー。「どこにあるかなぁ。ちょっと聞いてみるか」とカウンターに行くと…。「え? ロックオン! ここにも国民主権?」。ドキリ! ドキリ・ガジェットが図書館のカウンターの何かに反応しました。「図書館にあったらよいなという『図書』を教えてください!」という掲示(けいじ)です。「なんでこれが国民主権なの?」。するとキリが、「はい。公立図書館で本をリクエストすること。これも国民主権の一つです」と言います。「へぇ~。子どもでも意見を伝えられるんだね。これならぼくもできそうだ」。

scene 07給食が国民主権!? 

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さらにアッキーが歩いていくと…。「え? 学校に反応してる!」。ドキリ・ガジェットが小学校の校舎のあちこちの教室に反応しています。「なんだなんだ?」。教室に入っていくと、給食の時間でした。ドキリ・ガジェットが反応します。「え? 給食にロックオン?」。ドキリ! 「なんで給食が国民主権なの? ねぇキリ、教えて」。1947年、当時は、給食のない学校がたくさんありました。そこで、子どもたちは国へ直接お願いに行きました。子どもたちをあとおしするため、親たちも署名を集めました。その結果、『学校給食法』ができ、全国の公立学校で給食が食べられるようになったのです。

scene 08自分たちの声を届ける方法は

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アッキーが研究所にもどってきました。「知らなかったなぁ。ぼくだったらさ、休みの日をもっと増やしたいなぁ。たとえば週休三日とか?」。と、ここで、「とはいえ…、どんな方法で意見を伝えればいいんだろう?」と考えこむアッキー。パソコンで調べてみると、『自分たちの声を届ける方法』というサイトが見つかりました。見てみると…。

scene 09重要な方法は「選挙」

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自分たちの声を政治に届ける方法は、いろいろあります。たとえば、国や町に直接意見を言うこともできれば、同じ意見の人から署名を集めてうったえることもできます。なかでも重要な方法が、選挙です。選挙では、立候補した人が、どんな政治を行いたいかうったえます。18歳(さい)以上の国民は、自分の考えに近い候補者を選んで、投票します。たくさんの人に選ばれた候補者が、国民の代表として政治を行います。「そうか…。18歳から選挙に行けるけど、どうやって選べばいいのか、なやむよなぁ…」。アッキーがパソコンで調べると、選挙に行った大学生のインタビュー記事が見つかりました。

scene 10「私の一票で社会が変わるかもしれない」

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東京都内の大学に通う山田さんは、選挙の投票に行ったことがきっかけで、税金に興味を持つようになりました。この日気になったのは、2019年、保育園に無償(むしょう)で通えるようになったという公報の掲示です。これは、消費税が上がったことで実現しました。アルバイトでおこづかいをかせいでいるため、今まで消費税が上がることに反対だった山田さん。しかし、税金が社会に役立つことを知り、税金の使い道を見極めて投票したいと考えるようになりました。「これからの日本をよくしてくれる人がいいと思う。私の一票で社会が変わるかもしれないという気持ちで選挙に行っています」(山田さん)。

scene 11みんなが声を上げて暮らしやすい社会に!

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「しっかり調べて、自分なりにちゃんと考えることが大切なんだな」とアッキー。「今日見てきた教科書も、通学路も、給食も、ちゃんと国民の声が生かされていた。せっかくの国民主権なんだから、ぼくたちがもっと声を上げて、暮らしやすい社会にしなくちゃね! その前に報告書」と所長に報告するアッキー。みんな、社会に“ドキリ!”としたかな?

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